2007年02月15日

春の暮らし方(春の養生法)

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春の養生

春の三月、此れを發陳と謂う
天地倶に生じ、万物以て榮う
夜に臥し、蚤に起き、広く庭を歩む
髪を被り、形を緩くし、以て志をして生ぜしむ
生かして殺すことなく、予えて奪うことなく、賞して罰すること無かれ
此れ春氣の應、養生の道なり
これに逆らうときは則ち肝を傷りて、夏に寒變を為す
長を奉くる者、少なし

黄帝内經素問「四氣調神大論篇第二」抜粋

解説

 春の三ヶ月を発陳(ハッチン)と謂って、冬の間に蓄えていた生気が暖かくなるにつれ芽を吹くときである。
 天気は暖かくなり地上もそれを受け、天・地ともに発生の気を合わし、それによって万物も栄えていく時期だ。
 春は夜はあまり早く寝ず、しかも朝は早起きすること。
(早く寝すぎると夜の陰気を受けやすい、また朝は遅くまで寝ていると陰気が勝って陽気が疲れやすくなる。だから早く起きて発生の陽気を助ける)
 そして広く庭を歩む(家の庭は猫の額程?要するに外に出て散歩でもしなさい)そして発生の陽気を伸ばす。
 束ねている髪の毛も弛めにして、衣服も揺ったりめにし、発生の陽気を巡りやすくすること。
 気持ちも伸びやかに、冬の間に温めていた「こころざし」などもボチボチ進めて行く時期でもある。
 殺生したり、奪い取るようなことをしないように。そして人を誉めるようなことをするといいが、叱りつけたりしないように。
 以上が春の三月の養生法で、発生の「生」の気を養う方法である。
(春は生、夏は長、土用は化、秋は収、冬は藏)
 このようなことに逆らって生活していると、本来は春に一番活発に働くべき肝臓が傷られて、夏になってから冷え性になる。
 そして、春の発生の陽気が受けられないから、春の『生』から夏の『長』にバトンタッチが出来なくなる。

*春の三月(200年2月4日〜5月5日)

立春:2月 4日(冬が終わり、春との境、この日より春となる)
雨水:2月19日(雨水がぬるみ、草木が芽吹き始める)
啓蟄:3月 6日(大地も暖まり土の中から虫が顔を出す)
春分:3月21日(昼夜陰陽の氣が入れ代わりこの日を境に昼が徐々に長くなる)
清明:4月 5日(天地万物の氣が満ち、清く明らかになる)
  :4月17日(土用の入り:夏に向かう準備期間、脾臓が活発に働く時)
穀雨:4月20日(春の雨が田畑を潤し、穀物の生長を助ける)
  :5月 2日(八十八夜:立春から数えて88日目、種まき、お茶の積み時)
立夏:5月 6日(春の生の氣が終わり、夏の長の氣がはじまる)

参考文献:「和読黄帝内經素問」小寺敏子著(東洋医学研究会刊)「黄帝内經素問諺解」岡本一抱子鑒定、「普賢延命暦」普賢院刊、「歳時記カレンダー」
posted by 椿菴 Ching-an ちんあん at 00:57| Comment(1) | TrackBack(1) | 日記
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