2009年08月29日

天地人 参災  /お盆の供養

 このたびの兵庫県の「朝来市」ならびに「佐用町」などの災害はただの天災でははない気がする。
 災害に遭われた方、亡くなった方にお悔やみとお見舞い申し上げます。
我が実家も床下浸水でお盆休み返上で災害復旧に明け暮れました。
本当は刻々と報告したかったのですが、毎日疲れてそれどころではなかった。
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  朝来市の新井(にい)立野間の新橋の崩壊は、目撃者の証言によると、そのダムに上流から流れて来た間伐材やかっての台風の時の倒木の放置された流木が新橋に絡み付き橋がダムのようになり、そのダムがまた溢れ、右は立野地区、左は新井地区に流れ込み、町が川原と化した。 流木が家を突き破ったところもあるらしい!
 奥地では道路も流され陸の孤島となり、土砂に埋もれた家屋、一人暮らしの90才の老婆が畳ごと流され、あわや発見され助かったと云うことも聞く。
asa_0281.JPG流れ着いた流木の山々
 この橋が陥落して、一気に町の中に流れ込んだ濁流は減っていったそうだ。
昔の橋は流れるように作られていた。 しかし、今の橋は流れに抵抗するように作られている。
 どんな大水がきても潰れないような橋を作ろう! 
でも、自然を甘く見ちゃだめよ! 絶対と云うことはあり得ない。
 大水が来ると回転するような橋を造れば、水の抵抗を受けなくて済む。 しかし、いつそのスイッチは働いて回転するタイミングを計るのかが問題かもしれないけど、、、
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 橋にへばりついた流木はダムを造り、水流を変えて堤防を刮げとる。
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 数年前の台風で山々でなぎ倒され放置された倒木や間伐して見捨てられた木々が濁流とともに河川に流された。
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 杉や檜はこんなに根が浅い! ほんの表層の土にしか根を張らない。 そしてちょっとした豪雨で表層の土が流されると根こそぎ倒れるし、風にも弱い。こんな斜面には自然木が適しているはず。野生動物の住処としても。
 かって、どこかの研究者が人工林の木と、自然木を牽引して倒れるまでの強度を調べた結果、自然僕の方が遥かに強固だったらしい。
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 こんなに小さな谷間でさえ、こんなに倒木が流れ出している。
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 そして溢れた河川は流れを変え、土砂は田畑を覆い川原と化す。
これらは古より繰り返されて来たことだが、この土地で糧を得て、ご先祖様から受け継いだ土地を守って来た人々に取っては愕然とすることだろう!
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 しかし、その災害でさえ利益を被ることもあり得る。
洪水で流された山々や上流の田畑の肥沃な土が、下流に三角州などを作り、そこが田畑になり、また村になり、また町になると云うような、、、
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田畑の土は流され、下流に汚泥の層を作った。
幸い、我が家の畑は、キウイーフルーツのジャングルの御蔭で上流の肥沃な土だけが、そのジャングンルのフィルターに掛けられ、適度に畑を潤してくれたのように思える。
 もうぼちぼち土寄せしないと思っていた畝に適度に土寄せしていただいた。
このキウイーフルーツに木は30数年前に亡くなった親父が植えてくれた木である。 ご先祖様へ感謝!?

 ご先祖さんは、今は仏さんかも知れないけど、生前はただの普通の人だった。
そのご先祖様はその時のその場しのぎで、自然の熊や猪、鹿などのことも考えず、
その当時の国の政策におどらされてか、どうか知らないけど、山一面を杉や檜の山林にしてしまった。 そして保水力の少ない森林にしてしまった。
 
 南無!?


 

 
posted by 椿菴 Ching-an ちんあん at 02:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記